探偵屋になろう
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特殊な技能なくして儲けを得たい方にうってつけの職業が、「探偵」ですね。ただし、社会的に"ヨゴレ"と見られる職業なので、表向きは"聖人君子"を演じたい方にはお勧めできませんよねぇ。
そそ、社会的身分は低い・・・・・らしいです。その筋の方によると「"信用調査会社"なんて堅苦しい名前を付けた所で、やるこたぁ一緒だから何も変らんよ。実際のとこ浮気調査ってのが多い」って事らしいですわ。時代は変ってもやる事同じなんですね。あくまでも一般の目からの話ですよ。ホントの事言えば、もっと"ヨゴレ"の仕事なんかゴマンと有りますよねぇ。うんうん。
では何故"探偵屋"なのか。そこから説明してみましょう。実は独立しようという人にも、また現在事業を行っている人にも有益な事が多い訳です。代表的理由は以下の通り。
・依頼が有ればだが、１件当たりの儲けが大きい。
・調査に当たって交通費など"特定し難い費用"の割合が大きい。
・プライベートの部分が多い為、裏付け調査されにくい。
・自社、グループ内で税金対策として使える。
・金額は小さくともマネーローンダリングとして使える。
・・・・ってとこかなぁ。まぁ使い勝手は良い訳ですわ。帳簿上用途不明金が多そうだし、経費がかかりすぎる（とみえる）為に、売り上げに対する税額は少ないですよね。もちろんその辺は腕次第という事になりますが（笑）
さて、では"探偵屋"と始める為に必要なものといえば・・・・盗聴機・盗聴発見器・無線・何やら怪しげな機械とか何とか要るように思うかもしれないですけど、実際のとこは「何も要らない」が正しいでしょ。
何と言っても「資格が要らない」ってのは有名な話ですよね。国家資格はもとより、免許すら要らない。会社の業務としての届け出だけでＯＫなんです・・・・人を馬鹿にしてるねぇ。
こんな感じだから資本金もロクに用意するのも面倒ですね。他人の会社を名義ごと買ってしまいましょう。
通常有限会社で300万円、株式だと1,000万円の資本金が必要ですが、そんなお金なしで、既に登録されている会社を買い取って、代表者役員、業務内容を変更すればええんとちゃいます？
こんな不況の世の中、売りに出ている会社は山のように有ります。有限会社で35万、株式もで50万程度から売りに出ていたりするね。旨く行けば当座預金の口座が有ったりするらしいですわ。そうなると小切手や手形を乱発して倒さｎ・・・（もがもが）ん？有名ですけど関係のない話ダヨネ（汗）
取り敢えず会社を設立したとしましょう。いきなり仕事の依頼なんてある筈もないからヒマでしょうな。いくら"失楽園"以来浮気の数が増えたとは言っても、そうそう向こうから旦那や奥さんの調査依頼が来る事有りませんねぇ。
じゃぁ依頼が来ないなら、依頼を出させるように動きましょう。確か以前「浮気調査を〜」とかいうのが有りましたが、此れを合法的に行う(実際は非合法になると思うけど)訳ですね。
まずラブホテルの前で張り込む。周りから見て変だと思われない様にするのは当然の事ですが、兎に角張り込んでいると「カモ」は向こうからやってきます。バカばっか、み〜んな馬鹿（ＣＶ某）相手が車ならナンバーから持ち主を割り出せますね。手口は以前の配信の中に有った筈ですよ。陸運局でチョチョイのチョイってね。車の写真と、相手の写真を撮りましょう。夜は赤外線カメラがお勧めになります。もっとも最近は赤外線帯まで撮影できるビデオカメラがＧｏｏｄ！スターライトなんか必要ないっスよ。よぉ〜写るわな。ちゃんと撮影できたら、次なるカモを待ちます。此れを何度となく繰り返し、目的の「浮気」の相手を探します。
此れを元に「写真」を売ろうとすると確実に「恐喝」などの罪に問われる事になるけども、これが家族からの調査依頼となると司法判断では難しいところです。（多分）せっかくだからアリバイとして利用しましょう。あくまでも保険代わりですので、万一捕まった時はどうなることやら？
ではどうやって家族から依頼を貰うか？浮気で離婚した奥様達の話を聞くと「それとなく浮気しているのを感じる」という意見が多かったので、昼間うちに自宅のポストに「浮気調査致します」なるコピーの広告をほりこんで行く訳です。
勿論御近所一帯に突っ込んで置くのもミソです。
大抵どこでも井戸端会議をしているもので、浮気とかそういった話は盛り上がるといいます。そんな奥様達に格好の話題を提供する事で、不信感を減らすという理由ですね。ひょっとすると本当の飛び込み依頼が来るかもしれないですよ。そんな場合でも、自分が調査する必要はないですよ。同業者に委託という形で調査させてマージンを稼ぎましょう。何かと飛び込みは面倒な内容が多いですからねぇ。
話がチョット脱線してますか。運が良ければ旦那の浮気の気配を察知した奥さんから、問い合わせの電話がかかってくる筈ですよ。かかって来ないなら、匿名の密告電話をするとナイス！・・・・・・嘘は言ってないんだし・・・・・・
さて調査依頼がくれば本当に調査しても良いし、しなくても良い。調査して浮気の現場を押さえられない時は、以前撮影した写真を証拠として依頼主に提出すると良いだろう。日付や時間が必要と言うのであれば、「別件の調査している時に偶然撮影されたものですが・・・」と言えば其れで済む。交通費は（架空の交通費を含め）別途請求するとして、依頼報告完了となる・・・ハズだ。時の前後が有るにしても、事実を依頼主に伝えたまで。嘘偽りはなく、全くもって正当な業務内容である（本当か？）
では・・・此れがイリーガルな手段を使う場合どうなるか？調査依頼を貰うまでは同じ手段ね。違うのはそこから！まずは調査依頼対象の本人にアポイントを取って、まぁ直接でも良いのですけどね。兎に角会って話をしましょう。「私、○○信用調査××支部の△△といいます(ここは架空の会社、架空の名前を使います)、ちょっとお時間宜しいですか？」と言い紙に"貴方が身辺調査されています"とでも書いて見せます。普通の人は紙を見て動揺し、こっちのペースに乗りますよ。うん。落ち着いて話せる喫茶店などに誘い、じっくり話す機会を作くろう。
相手には「普通はこういった事は余りないのですが、我々の業界話で貴方自身が身辺調査されていると聞きまして・・・」とちょっと語尾を濁しながら話しましょう。それっぽく聞こえますね。此方のペースに乗っていれば「誰が依頼人か？」と聞いてきますが「我々が依頼を受けた訳ではないので解りかねます。ただ調べる事も出来ますが、此方の動きが知れる場合が有ります」と言います。それだけで相手が変に納得する事が多いみたいです。良く考えれば動きがばれると言うのは「鈍臭い」という事なんですがねぇ。
続けて「我々の業務は調査だけでなく、調査に対しての防御というものもあります」（当然嘘ですが）と正常な状況判断が出来ない相手に刷り込みを行います。まぁ浮気してるので当然ですな。「何もなければ我々がする事は有りませんが、もし何か有りましたら我々が出来る限りの協力をする次第です。その際は此方にご連絡下さい」と、手早く話を切り上げる算段でいきましょう。話が長くなるだろうを思っている相手は不意打ちをくらい、更に動揺してパニック状態になる事請け合いだ。ん〜悪党！あとは簡単に調査に対して防御を行うと言う説明をして、契約書にサインと拇印を押させればＯＫ！あ、ちゃんと金額の話をするのを忘れない様にね。トラブルを回避する為に。で、別れ際に「なにぶん調査から防御をするにしても、貴方自身が不祥事を起こさない様に暫く自粛した生活を送って下さいね。目の前の事実を隠す事は出来ませんから」と言って置きましょう。
そこで本業に戻って（今回は）ちゃんと調査を行います。まぁしなくても良いですけど（汗）
もし調査依頼期間中に本人が浮気を起こした場合、其れを写真に撮り、本人の所に連絡を入れる。「●●さん、困りますよ。あれほど言っていたのに・・・今、非常に困った事になってるんです。依頼された会社の方で写真を撮られた様で・・・まだ依頼人の方には連絡がいってない様ですけど」まぁバレると非常に都合が悪い人は、「どうしたらいい？」と聞いて来るでしょう。そういう時は別料金で"証拠写真を処分"との依頼を貰うのがいいかな？内々で処理できるかもしれないと伝えてね。
駄目な時は連絡して返金しますって言えば信用してくれる筈。
断れば、依頼人に本業の信用調査会社からとして証拠写真を提出すればよし。証拠品や、報告書に法で定められた書式など存在しないし証拠品は日時は違えども本物である事に違いはないのだからね。証拠隠滅の依頼が有れば、其の件の写真だけは隠滅処分する。・・・・そう、一番初めの"証拠写真"は消さなくても良いのね。
そそそ、これでダブルやトリプルに金が取れる訳やね。依頼は芋蔓式にくるわ、調査料ははいるわ、する事は殆どないわで極悪非道の探偵屋のできあがりである。
依頼人に調査内容を報告した後、離婚しようが、家庭が崩壊しようが知った事ではない。それが公私の付け所だからねぇ（にやり）・・・・ん、大体の場合、浮気の調査までして別れないと言うのはないだろうけどな。
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